すずむし

Mおばあさんに電話して、すずむしを買いに行こう(前からたびたびおばあさんが、もう売っているかなぁと聞いていて去年も買った)と言って(もうすずむしが草むらで鳴いているのをこの前公園で聴いたので)、車に子どもたちを乗せ、Mおばあさんの家に迎えに行った。おばあさんは外に座って待っていた。おばあさんが車に乗って、猫を捨てたと言った。えっ?と思った。Mおばあさんは、チワワのメスも飼っているが、昨日そのチワワに猫が爪をたててチワワがワンワンと鳴いていたし、(犬が可哀想だと思ったとのこと)息子さんがJAで買ってきたカブトムシの虫かごを高いところに置いたら、ピョンと飛んで、そこに登ったり、飯台の上に載って食べ物を食べようとしたりして、猫がいらないと思ったので、早朝押し車に猫を入れて、捨てに行ったらしい。犬はお金を出して買ったが、猫はタダで拾ってきたから・・・とおばあさんは言った。息子さんは可哀想だから捨てなくてもいいって言ったらしいが、おばあさんはもう堪忍袋の尾が切れたみたいになったみたいだ。この前2週間前くらいに名前が「はる」から、「あき」に変わったと言っていたのに、猫のトイレのしつけも出来ていなかったみたいだった。先週に家に上がったとき、そそうしていたのを、おばあさんが猫の顔を床になすりつけて叱っていた。そのあとモップで拭いていた。90歳なのにおばあさん掃除が早いなぁと思った瞬間だった。(^^)猫は拾った時よりも、少し大きくなっていたが、簡単に捨てに行くなんて思ってもみなかった。冗談で、「家に帰ったら猫が帰って来てるかも知れないね(^^)」と言ったら、おばあさんは笑った。居るかも知れないねと言った。猫を飼う目的は家に住み着いているねずみが夜がたがたと音を立てて走り回るので、猫が居たらねずみを退治してくれるんではないかと言う事で飼った。まだ子猫なので、ねずみが出てもちっとも退治してくれない。だからおばあさんは、猫が役立たずと言った。
まずコンビニで税金を払いに行って、クリーニング屋さんに取りに行って、そのあとガソリンが無いので、セルフのガソリンを入れに寄った。間違えないようにしてガソリンを無事に入れて、それからだいぶん走り、安い服屋さんで服などを買って、次にすずむしの売っているJAのところに行った。お昼になったので、そこでうどんなどを食べすずむしいるかなぁーと見に行った。居た。おばあさんは買い物かごに入れた。まだすずむしは小さかった。まだ小さいからまた今度買いにくるかとおばあさんは言ったが、あるときに買わないとあとで来たらもう売ってなかったらいけないし、買っといたらとアドバイスして、おばあさんは買うことにした。そして温室に入ったら、キンキのBRAND NEW SONGの音楽が流れてきた。あとで空が泣くからもかかった。運がいい。♪。そのあとスーパーに行って子ども靴と子ども服と100円ショップで化粧パフと食器を洗うナイロンスポンジとトイレットペーパーと、トラベルグッズの化粧水、乳液入れとあわドンのお風呂で子どもがストローで吹いて遊ぶおもちゃを買った。食料品を買い、家に帰った。おばあさんの家に近づくと、私は猫いるかなぁと言ったが、居なかった。どこにいるんだろう。のらちゃんになっても、元気で生きて欲しいと思った。(、u 、;)