笑顔

Mおばさんはチェックがきびしい。
一緒にいて、疲れることもある。でもそんな性格だとぼんやりしているようなわたしの性格にMおばさんも疲れているかも知れない。
そして今日は午後から、MおばさんとMおばあさんと会館に唱題会に行った。
Mおばあさんは92歳なのでつえをついて歩くのが遅い。
それで、当然Mおばさん(70代詳しい年は言わない)とわたしの速度では、Mおばあさんがおいてきぼりになる。
わたしはいつもMおばあさんと行動するときは、一緒に介護のかたちで歩かず、先に歩いて後ろを振り返る感じでいる。
会館に着いて階段のところでMおばさんとわたしは先に上に着いて、Mおばあさんはまだ下を歩いていた。
戸のところで待っていて、Mおばさんがおばあさんが来る前に戸を開けて中に入って行ったのでわたしも入ってしまった。
おばあさんは、つえを持って戸を開けるときなかなか戸が重くて開きづらかった。
入り口にいた壮年のSさんがわたしたちの支部だが、「おばあさん一人で大丈夫かな?」と心配して、戸のところに行ってくれた。
そのあと、おばあさんは無事に中に入ってきた。
Sさんに「エレベーターでいらっしゃい」と哀れ惜しむ感じの心配する感じで言われた。
そして唱題会を30分したら、帰りはおばあさんとエレベーターで降りて行った。
おばあさんは帰りの車置き場の駐車場に行くときも、Mおばさんとわたしのずっとあとを歩いていた。
車におばあさんが着いたときに、Mおばさんとわたしも車に乗った。
せめてもの思い、おばあさんが車に来るまで待っていよう・・・
そして、車に乗るとおばあさんが「もう年だから歩くのも遅くて・・・」と元気がなかった。(。。)
そのあとMおばさんが市民会館に倒産品の売り出しがやっているから行こうということで、そこに行き買い物して帰った。
市民会館の駐車場でも、おばあさんはつえをついて、もう足がガクガクになっていた。
「おばあさん大丈夫?」と尋ねたら、「大丈夫」と言った。
家に帰ってしばらくしておばあさんに電話した。
もっとおばあさんと仲良くしようと思った(^▽^)