散歩

ちょっと逆からいっぱい来たので、ポンプの水を出す四角いコンクリートの枠に座って遊歩道に背を向けて、背中で中学生の話し声や、自転車のタイヤやチェーンの音を聞きながら目前の田んぼの景色をみて、用水路の水の流れるパチャパチャと言う音を右に聞きながら頭の上には桜の木がある。
警備の服を着てタバコを吹かしながら原付で走っていくおじさんがいた。
もう誰も来なくなったので再び隣の農道を歩く事にした。
農道はほとんど車は通らずゆうゆうと歩ける。
梨園から梨の香りがする。
再び北へ歩き出す。田んぼを覗くとアメンボがいっぱいいた。 白爪草も生えている。
田んぼのお米の苗は20から30センチ弱の成長ぶりだ。おたまじゃくしも泳いでいた。
なんの鳥かわからないけど、チュチュチュピーとしきりに鳴いている。鳥には詳しくない。

遊歩道に初めてのおばさんの散歩の人が1人いた。
黒くてつばのある帽子を被っていた。

こんな朝にヘビは出てこないだろうな、ヘビの心配をした。

安全第一クサカの行き止まりに当たったので引き返すことにした。
もうここから北へ行くと岡崎に入っていくから、いつもここ引き返している。ここの散歩は三年ぶり位だ!